へら鮒釣りとは

へら鮒釣りとは

へら鮒釣りは一般に食べる為に釣るのではなく、浮子のアタリと魚の引きを楽しむ事から始まり、人より多く釣りたいという気持ちから競技性が生まれ、色々なルールが出来、スポーツ化となり、それにともない、色々な道具が開発されました。

以下に必要な道具を列記しました。

へら鮒釣りの必要な道具

竿

竿の長さは
用途に合わせて長さを使い分けていく

種 類 特 徴
竹竿 高価ではあるが、竹の持つ粘りと腰がある
カーボン竿 軽くて丈夫で価格も手頃
グラスファイバー竿 安価ではあるが重い

竿の長さ(用途に合わせて長さを使い分けていく)
一般には8~21尺(1尺=約30㎝)
※最近では、軽く丈夫なカーボン竿が主流になってきました。

竿

浮子

浮子はトップ、ボディー、足で
形成されている

  • ❶ トップ(径は、1mm前後を使用)
    セルロイドパイプ
    ポリカーボネイト(通商PCと呼ばれ、パイプとムクがある)
    グラスファイバー(ムク)
  • ❷ ボディー(径は4~6.5mmぐらいを使用)
    孔雀の羽根 / 萱(かや) / バルサ / 発砲スチロール
    ※一般的には、孔雀の羽根、萱が主流
  • ❸ 足(径は、1.2mm前後のムクを使用)
    竹 / カーボン / グラファイバー
  • ❹ 浮子の種類
    釣り方に合わせて底釣り用、宙釣り用の浮子がある。
  • ❺ 浮子に対してのオモリの調整
    水面上に浮子のトップの
    約2/3(えさ落ち目盛り)が出るよう
    オモリ(板鉛)をはさみで切りながら調整する。
浮子

糸の素材はナイロンが主流

  • ❶ 道糸
    道糸とは、仕掛を作る為の糸で(一般には竿先~竿尻迄の長さの糸の事言う)。
    メーカー規格寸法で0.3~3号ぐらい迄を称しています。
  • ❷ ハリス
    ハリスとは、鈎に直接結ぶ糸の事を言い(一般には道糸の1/2の号数の物を使用)
    メーカー規格寸法で、0.2~2号ぐらいまでを使用しています。
糸

オモリ

おもりは、板状の鉛で厚さは
0.1~0.3mm迄を一般に使用しています。

ヨリモドシ

ハリスのヨリを戻す為に
道糸とハリスの接続に使用しています。

鈎は、かえしのないものを使用し大きさに付いては
1号~20号迄(メーカー規格寸法)を使用しています。

えさ

えさの素材はじゃがいも、とろろ昆布、さなぎ、魚粉、小麦(麩)
等が有りますこれらの素材を加工配合した物がえさになります。

竿受け

竿受けとは、釣っている時に
竿を載せておく為に使用します。

万力

万力とは、竿受けを台に固定する道具です、その素材としては、
木、鉄、等です、代表的な物は木です。

タモ

タモとは、魚をすくう道具です。

フラシ

フラシとは、釣った魚を活かす為に網状の入れ物です。
長さは1m~2m位、直径40㎝~50㎝位の
筒状の形をした物です。

ヘラかばん

ヘラかばんとは、
釣り道具を入れるもの。

以下のような道具が一般的に使用されています。

万力

釣りの準備作業として

仕掛けの作り方

  • ❶ 道糸にちち輪を作る。
    こま結びでなく、8の字結びで作成
  • ❷ 遊動ストッパー、浮子ゴムの取り付け
    遊動ストッパーを一つ道糸に取り付け、
    浮子ゴムを通して遊動ストッパーを取り付ける。
  • ❸ ヨリモドシの取り付け
    道糸を竿尻ぐらいで切り、ヨリモドシを付ける。
  • ❹ ハリスの取り付け
    ヨリモドシにハリスを付ける。
  • ❺ オモリの取り付け
    ヨリモドシの上に、オモリを付ける。

釣り方の種類

  • ❶ メーターの釣り
    浮子ゴムよりオモリ迄の長さを1mとする。
    (両ダンゴとセット釣り)
  • ❷ 宙釣り
    浮子ゴムよりオモリ迄の長さを1mとする。
    (両ダンゴとセット釣り)
  • ❸ 段差の底釣り
  • ❹ バランスの底釣り
  • ❺ オモリの取り付け
浮子

メーター釣りの両ダンゴ釣りとは

上鈎のハリスの長さは30~40㎝で下鈎のハリスを10㎝前後長くして両鈎にダンゴえさをつけて釣る釣り方
ダンゴとは麩のえさに水を入れて混ぜた物、ダンゴの大きさはパチンコ玉位です。

メーター釣りのセット釣りとは

ハリスの長さは短い方のハリスが8㎝~15㎝、長い方のハリスが30㎝~40㎝程度、上鈎にはダンゴをつけ、
下鈎は喰わせをつける、喰わせとはワラビうどん、即席うどん、グルテン、とろろ昆布等が有ります。

深宙釣り(チョウチン釣り)

チョウチン釣りとは、穂先から30㎝位 下の所へ浮子をつけて釣る釣り方。昔、棒の先に付けたチョウチンの
状態によく似ている為、チョウチン釣りと呼ばれる様になった。両ダンゴ、セット釣りがあります。

段差の底釣り

セット釣りで下鈎だけを底に付けて釣る釣り方。

  • ❶ 底の測り方及び浮子の位置合わせ(底取り)
    こま結びでなく、8の字結びで作成
段差の底釣り

浮子の調整をして、下鈎に底取りオモリを付け、浮子にフロート(穴明き発砲スチロール)を付ける。オモリを底に付け、浮子の経つ位置の30㎝四方の水深を測定し(底の面を凹凸を確認する為)、水面に浮子のトップが出た位置と同一箇所の道糸に目印(木綿糸)を付けて、えさ落ち目盛りより2~3㎝浮子を穂先に向けて移動します。

  • ❷ 釣り方
    短い方のハリスの長さ30㎝前後、長い方のハリスを5㎝前後長くして両鈎を底につけて釣る釣り
    方両ダンゴ、セット釣りがあります。
  • ❸ 底の取り方
    上鈎に底取りオモリを付けて、底を測ります。後は段差の底釣りと同じです。

底釣りの浮子

水深に応じて浮子のながさを変更する。

ノーマル浮きとは、26~34cm
トップは径1φ~1.2φ
26cm-   8~10 尺
28cm-   9~12 尺
30cm- 11~13 尺
32cm- 12~15 尺
34cm- 15~18 尺

底測り(共ずらし)

浮子の浮力

エサ落ち目盛りを決める。バランスを決める。
フロートをつける。
棚取りオモリ(ゴム)両鈎を付ける、自分の浮子が、立つ位置より。

仕掛け(共ずらし)両方にエサが付いている事

道糸:0.6~0.8
ハリス:0.2~0.4
ハリ:3~5号
ハリスの長さ(上30~4cm 下(上のハリスプラス5~10cm)
浮の上に目印(トンボ)をつける。
水深を測定するため。
魚が底を掘る為に1~2cm水深が、変わるために目印を付ける。

段差の底釣り

仕掛け

道糸0.6~0.8
ハリス0.2~0.4(浮きの復元力のある浮き)
ハリスの長さ:上10~15cm 下30~60cm(返しのよい浮き)
ハリ:上4~6号 下2~4号

底釣り

下鈎にタナ取りゴムを付けて後は、共ずらしと同じ。

底釣り=ノーマル・段床

ノーマル(共ずらし) 段 差
食いの良い時
両鈎が付いているのが、共ずらし 又はノーマル。 下鈎が付いているのが段差 長所として流れている時 両鈎が付いているので、流れにくい。
食いの悪い時
長所として上からパラケが落ちていくので 寄せの効果がある。短所として上ずりやすい。
底釣り

以上のような釣り方を初心者に対して
日本へら鮒プロ認定協会の指導員、準指導員が指導に当たっております。

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